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はじめに
本当は毎日施術を受けたいですよね?

カイロプラクティック院に通院しておられる皆さん、本当は毎日施術を受けたいですよね? しかしながら経済的・時間的な制約のため実際にはほぼ不可能ですよね?

私は毎日自分で施術⇒25年以上良好な状態を維持

私は「第5腰椎分離すべり症」を患っており、その度合は「Grade 2」です。私は独自に考案したメソッドを用いて毎日自分で施術し、25年以上の間良好な状態を維持して参りました。その結果、通院頻度(コスト)を大幅に低減する事ができました。

カイロプラクティック通院 – 間隔が空くとつらい状況に

カイロプラクティックの特性として、私の場合、施術のあと骨の位置関係がだんだん施術前の状態に戻り、神経圧迫による痛みが再発します。通院の間隔が空くと非常につらい状況になります。(参考:下の動画)

動画(立体視):椎弓部分が疲労骨折し分離

動画(断面):神経圧迫の様子

生涯コスト大幅低減

そういう訳で、私にとっては「一生涯、毎日施術」が理想です。時間やコストの面から現実的に考えて妥協しても、最低限「2回/月」ほどの頻度で施術を受けたいところです。いずれにしても、仮にそんな頻度で一生涯カイロプラクティック院に通院すると、施術コストは莫大な金額になりますよね? でも、もし「毎日自分で自分を施術」できれば、生涯コストを大幅に低減できますよね?

意識変革「自分でできる事は自分で」

そこで私は、通院依存から脱却するためセルフケア独自メソッドを考案し、毎日自分で施術し始めました。それ以来25年以上の間、良好な状態を安定的に維持しています。「自分でできる事は自分でする」という意識変革が必要と考えています。

本メソッドの特徴
自己紹介・本メソッド開発の経緯
自己紹介

私は医師やカイロプラクターではありません。工学系の学校で構造力学を履修しました。現在、3Dプリント専門のコンサルタント業を営んでおります。
大学院修了後、建設会社に入社したのですが、2000年2月、激しい腰痛で倒れました。この時期からカイロプラクティック院への通院が始まりました。
その後もエンジニアとして一貫して「ものづくり」の仕事に携わり、業務に3Dプリントを多用して参りました。本メソッドでは、この3Dプリント技術でツールを製作しております。

本メソッド開発の経緯

カイロプラクティック院に通院して施術を受ける傍ら、複数のカイロプラクターから、カイロプラクティック理論や人体解剖学の基礎を教えて頂きました。特にカイロプラクティックの理論は力学に立脚したものであり、私のような工学系エンジニアには大変理解しやすいものでした。

私の場合「毎日施術」が理想なのですが、これを実現するため「自分で施術したい」と思い至り、本メソッドの開発をスタートしました。いつもは患者として施術の様子を主観的に観察していたのですが、ある日ふと、「エンジニアとしての視点で客観的に観察してみよう」と思い立ちました。その結果、特殊なツールを作れば、施術者と患者の一人二役を実現できることに気付きました。この時力学でいうところの「空間ベクトル」が大きなヒントになりました。これが本メソッド開発の経緯です。

なお、私はツールを3Dプリント技術で製作しておりますので、受講者様からのご要望に応じてカスタマイズにも柔軟に対応できます。量産品では、このような対応は非常に困難です。

本メソッドの構成

本メソッドは下記3つの要素で構成されています。

第5腰椎分離すべり症のメカニズム(私の場合)

「第5腰椎分離すべり症」には多様なバリエーションが存在し、人によって様相が異なります。私の場合、第5腰椎の椎弓部分が左右とも疲労骨折しています。そのため腰椎の後ろ半分がストッパーの機能を失い、前半分が上半身の体重により前方(お腹側)にすべっています。

結果として脊髄(中枢神経)が物理的に圧迫され、急性期には激しい腰痛が発生しました。

また私の場合、他にも複数の機能(下記)に障害が発生しました(後述)。

  • 運動機能
  • 知覚機能
  • 内臓機能
私が体験したこと・私の症状
2000年2月 職場にて倒れる

2000年2月、ある日職場の自分の席で事務作業していた際、立ち上がろうとした瞬間に突然腰に激痛が走りました。同時に下肢が麻痺状態となり、床に倒れました。わずかでも姿勢を変えようとすると痛みが増すため、数時間身動きが取れませんでした。

翌日、整形外科でレントゲン写真を撮影し、その時初めて医師から「第5腰椎分離すべり症」という症名を聞きました。

そして、鎮痛剤・腰部コルセット・松葉杖を使ってしばらく安静に過ごしながら、並行して外科手術の準備を進める事になりました。

私の症状(急性期)

急性期、私には下記のような症状がありました。

鎮痛剤の怖さ

倒れてから数ヶ月の間、私は鎮痛剤(飲み薬)を服用していました。鎮痛効果が効いている間は確かに腰痛が紛れるのですが、効果が切れた時にぶり返す痛みのレベルは服用前の「倍返し」という感覚でした。おそらく、鎮痛効果が効いている間自覚がないまま患部にとって負担を掛ける行為をしてしまい、神経圧迫の程度が進行していたものと思います。激しい痛みから逃れるため、いつの間にか「鎮痛剤服用→切れると痛みが倍返し→服用量を増量」という悪循環に陥っていました。

それと同時に、今度は腰痛とは異なる問題が発生しました。鎮痛剤の服用量が増えるにつれて、1日のうち意識が混濁する時間が長くなるほか、下肢の触覚障害や排便障害が悪化するなど、明らかに好ましくない状態に陥っている事に気付いたのです。それ以来、鎮痛剤に強く依存する状況から早く脱却したいと思うようになりました。

鎮痛剤は化学的なアプローチであり、この症状の根本原因を解決できるものではありません。根本原因は、脊髄が圧迫されるという物理的なものです。したがって、私の症状には物理的アプローチの方が適切なのではないかと考えるようになりました。

私が外科手術を選ばなかった理由

私の症状には「物理的アプローチ」が適切と判断し、世の中にどんな選択肢があるのか調べました。その結果、外科手術の他に「カイロプラクティック」という選択肢がある事を知りました。

更に調べたところ、両者は下表のような特性を持つ事を知りました。

両者を比較する上で私が特に注目したのが、「途中で方針変更できるか」「後遺症リスク(有料講座にて詳述)」の2点です。このころ私は医師とともに外科手術の準備を進めていましたが、手術予定日を待つ間試しにカイロプラクティックの施術を受けてみる事にしました。
最終的に、私の症状にとってはカイロプラクティック施術の方が適していると判断し、外科手術をキャンセルしました。

カイロプラクティック院での施術

カイロプラクティックにも多様な技術体系があります。複数試しましたが、私の症状にはある特定の技術体系が適していると考えています。
私が初めてお世話になった先生(故人)は、ご自身も第5腰椎分離すべり症を患っておられ、その特性を非常に詳しくご存じでした。下のイラストは、その先生による施術の様子を模式的に示したものです。患者(私)は施術ベッドにうつ伏せとなり、施術者(先生)が仙椎を下方に移動させるという内容です。初回の施術で明らかに痛みのレベルが軽減し、私の症状に対するカイロプラクティックの有効性を実感しました。心から感謝しています。

鎮痛剤依存から脱却

カイロプラクティック院に通院し始めてから最初の1ヶ月は、2~3回/週の頻度で通院していました。2ヶ月目から徐々に鎮痛剤の服用量を減らしてゆき、ようやく鎮痛剤に依存する状況から脱却できました。

カイロプラクティックの難点:コスト・時間・場所

カイロプラクティックの特性上、私の場合、施術直後は確かに痛みが軽減するのですが、その後骨の位置関係が徐々に施術前の状態に戻り、神経圧迫による痛みが再発します。

  • 【コスト】私の場合、一生涯施術を受け続ける必要がありますので、もし仮に通院だけに依存して良好な状態を維持しようとすると、生涯コストは莫大な金額になります。
  • 【時間】カイロプラクティック院では予約制を採っている事が多いため、患者にとって都合の良いタイミングで施術を受けることは困難です。
  • 【場所】全てのカイロプラクターがこの症状に習熟しているわけではありませんので、事実上住居地も制限される事になります。仕事の面では国内・海外出張、海外赴任などで多大な困難が伴います。
通院依存からの脱却

そういう訳で、私は通院依存から脱却しようと「自分で自分を施術する方法」を模索し始め、試行錯誤を経て独自メソッドを考案するに至りました。

本メソッドのメカニズム(詳細は有料講座にて解説)
物理的アプローチ

本メソッドは、第5腰椎分離すべり症の「物理的な根本原因」に対して物理的にアプローチします。

  • 【痛みの根本原因】私の場合、第5腰椎と仙椎の位置関係の異常により脊髄が物理的に圧迫し痛みが発生します。
  • 本メソッドでは、ツールを用いて「第5腰椎と仙椎の位置関係」を物理的に変化させ正常な状態に近付けます。
  • これにより神経圧迫を解消し痛みを軽減します。
有料講座の内容
  • 人体の骨格構造(特に骨盤)
  • 第5腰椎分離すべり症のメカニズム(私の場合)
  • 力学の基礎(合力・分力)
  • 本メソッドのメカニズム
  • ツールの使い方(私の場合)
  • 留意点(例:体重増加を避ける、等々)
本メソッドの習熟に要する期間

患部の様相は人によって異なります。本メソッドに習熟するには、ツールを適切な箇所に用い、力の加減や方向を知覚しながら試行錯誤しご自身の様相に適した使い方を模索する必要があります。そのためツールを使い始めてすぐに(例えば初日に)習熟できるものではありません。

本メソッドが想定するユーザー像

本メソッドでは、下記のようなユーザー像を想定しております。

  • 医師による診察の結果「第5腰椎分離すべり症」との診断を受けた。
  • 腰椎~仙椎の範囲に対する外科手術を受けていない。
  • 急性期(激痛がある時期)を過ぎた。
レントゲン写真など

本メソッドを適切に用いるためには、まず自分の患部の構造を正しく理解する必要があります。その手段にはレントゲン写真などがあります。有料講座では、私のレントゲン写真を例として患部の構造を解説いたします。これを踏まえて、受講者様はご自身のレントゲン写真などを参考に、ご自身の患部の構造を正しく理解する必要があります。

お手元にレントゲン写真がない場合

有料講座を受講頂いた方に向けて、カイロプラクターをご紹介する事ができます(後述)。ご紹介するカイロプラクターが提携している病院にてレントゲン写真を撮影して頂く事ができます。受講者様のお手元にレントゲン写真がない、改めて撮影し直したい、という場合にご利用頂けます。

本メソッド使用開始のタイミング

本メソッドは急性期(激痛がある時期)には適しません。私の場合、急性期にはカイロプラクティック院で施術を受けて激痛を軽減し、そのあと本メソッドの試行錯誤を開始しました。いま急性期にある方が本メソッドを受講なさる場合、すぐにツールを用いてセルフケアを開始する事はお勧めしません。急性期の間にご自身の症状について理解を深め、その後の行動を計画するのに役立つ事と思います。

本メソッドに習熟するには、ツールを適切な箇所に用い、力の加減や方向を明瞭に知覚しながら自分に適した使い方を試行錯誤する必要があります。急性期はわずかに姿勢を変えるだけで痛みが増すものですので、このような状況下でツールを適切に使うことは困難です。また急性期には鎮痛剤を使用する事が多く、知覚が不明瞭な状態ではツールの使い方を誤り症状が悪化する可能性があります。

上手な使い分け:セルフケア・カイロ通院・病院

私の場合、第5腰椎の構造的異常による影響が胸椎と頸椎にも波及します。一方、本メソッドは第5腰椎のみを対象としています。私は第5腰椎については自分で施術できますが、胸椎と頸椎については自分で施術できません。そういう訳で、胸椎と頸椎の不具合対策として、私は現在おおむね1回/月の頻度で定期的にカイロプラクティック院に通院しています。掛かりつけの病院やカイロプラクティック院などとセルフケアを上手に使い分ける事が重要と考えています。

カイロプラクターをご紹介

有料講座を受講して頂いた方に向けて、「第5腰椎分離すべり症」に習熟したカイロプラクターをご紹介する事ができます(東京・横浜エリア)。例えば急性期に激痛を軽減する目的で、あるいは慢性期に定期通院する目的でご利用頂けます。私はこれまで国内・海外における様々なエリアのカイロプラクティック院で施術を受けましたが、現実問題として第5腰椎分離すべり症に習熟したカイロプラクターを見付けるのは困難です。

本メソッドの危険性・注意事項

「第5腰椎分離すべり症」には多様なバリエーションが存在し、人によって様相が異なります。本メソッドはあくまで「私の場合」についてお伝えするものであり、受講者様全員の症状を包括的に網羅するものではありません。もし受講者様が本メソッドを用いてご自身を施術なさる場合、望まぬ結果となる可能性があります。

本メソッドの危険性・注意事項
  • 本メソッドは受講者様に対して「医療行為」を提供するものではありません。
  • 受講者様が本メソッドを用いてご自身を施術する場合は、受講者様の自己責任のもとに実施して下さい。その結果受講者様が被ったいかなる不利益または損害についても、当方(私/YAMAJI DESIGN)は一切の責任を負わないものとします。
  • 受講者様はご自身の患部の構造を正しく理解し、ツールの適切な使い方を試行錯誤し習熟する必要があります。
  • 有料講座では私のレントゲン写真を例として患部の構造を解説します。受講者様がツールを適切に使うためには、ご自身のレントゲン写真などを参考に、ご自身の患部の構造を正しく理解する必要があります。
  • 施術箇所を誤る、または力の加減や方向を誤ると、症状が悪化する可能性があります。
  • 鎮痛剤を服用している状態で本メソッドを使用するのは危険です。
  • 本メソッドは「第5腰椎分離すべり症」のみを対象としています。したがって他の症状、例えば「第4腰椎分離すべり症」等に用いると悪化する可能性があります。
  • 本メソッドは急性期(激痛がある時期)には適しません。
まとめ
本メソッドの特徴
  • いつでも、どこでも、毎日何回でも
  • 生涯コストを大幅低減
  • 「ちょうど良いスポット」を精密コントロール

第5腰椎分離すべり症の「物理的根本原因」に対し、物理的にアプローチします。

有料講座について
さいごに

第5腰椎分離すべり症、つらいですよね。
痛みの他に経済的な事情もあり、ご家庭やお仕事の面で、色んな事を諦めた方も多いと思います。私もそうでした。私も急性期には絶望に打ちひしがれていました。
でも私は、セルフケアの技術を身に着けたおかげで、痛みをコントロールできるようになり、多くの行動制限や不安から解放されました。その結果、明るい希望が見えるようになりました。
この症状に対する選択肢は、外科手術やカイロプラクティック院などへの通院のみと考える方々が多いと思います。でも私は「自分で施術する」ことも重要な選択肢になると考えています。

料金構成・有料講座受講の流れ

下記ページをご覧下さい。